遅ればせながら

あけましておめでとうございます。今年もまったり綴って参ります。
2度目のヅカSPでの冬コミを終えて、今年の観劇初めはご贔屓月組公演。
5日にA席で1度目、13日にS席で2度目の観劇をしてきました。

というわけで、今日は舞音についてつらつらと感想を。

初回に見た時はA席という事もあって、まあ当然の事ながら(笑)ご贔屓まさおくんをオペラで追うのに一生懸命で、美しい舞台に展開される恋愛模様に「堕ちてゆくエリートって退廃的で美しいわ~」とか思いつつも、なぜそんなにマノンが好きなの? と冒頭の一目惚れから逃避行までの展開が早過ぎて(^_^;)ちょっと置いていかないで~という思いもあり。
それでも、シャルルが恋におち、更に堕落していく様をちょっと邪な思いも絡めて軽く妄想しつつ見終わった次第でした。
マノンといえば前のご贔屓あさこちゃんも演じたお話で、恋は盲目とはいうものの、なんでそこまでという思いはちょっと同じで、どうも原作の「マノン・レスコー」とは相性悪いのかなあと思ったりもしたんですよ。
マノンが歌う「本当の愛ってなんなのか教えてよ」的な直接的すぎる歌詞に「そんなもの教わるものとちゃう」なんて思いながら、マノンのちゃぴはとてもキレイでかといって魔性の女かと言われると、小さい頃フランス人のパパに可愛がられていた幸せだった少女そのままのようでもあって、魔性という言葉とはちょっと違う印象でしたかね。
捕らわれる理由も、彼女自身の罪というより革命への見せしめという事もあって、そのあたりは悲劇性を増していたような。
やっぱりあれかしらね。トップコンビがヒロインのパトロンの金品奪おうとして捕まる的なのはスミレコード的に相応しくないという事だったのかしらとか思ったり。
マノンが島流しになるシーンで突然ベルばらが始まった(笑)時はどうしようとか思いましたが、マノンが口火を切って皆で歌うたいはじめると「歌の力は偉大なり」とじーんとしてしまったり。
そんなわけで、お話として好きというより、一人一人の佇まいが好きな舞台だな~という印象で終わったのが一回目でした。

さて。昨日の二度目。今回は奮発(笑)してS席です。1階センターというのはやっぱりいいですな(たとえ後ろであったとしても)
あまりオペラ使わずに全体見ながら、「今日はもうひとりのシャルルデーにするぞ」と前回あまりしっかり見られなかったみやちゃんの「もうひとりのシャルル・ド・デュラン」をしっかと見ながら全体を見ると、あら不思議。
恋する男の愚かしさとか、純粋さとかそういうものが物凄く押し寄せてきて、まさおくんとみやちゃんの美しき裏表にすっかり魅了。
マノンに対する印象はあまり変わらなかったのだけれど、シャルルが平静を装ったり、強がったりする時のもうひとりの苛立ちや、蓮の花を手にただひたすらマノンを見つめる動きに、「今こんな顔してるけれど、内心はこんななのね」と物語冒頭の素直じゃないシャルルが可愛くてね~。
大貴族の跡取り息子として、自分の気持ちを正直に出しちゃいけないと教育されてきた男が恋を知って形振り構わずというのは、やはり萌えますな。
シャルル2人が踊るタンゴとか、心と裏腹な行動を取る時ににらみつけるもうひとりとか、一々ドキドキしながら見ましたよ。眼福。

でもって、今回一番心に響いたセリフがなぜかカロリーヌ。
「シャルルを愛しているなら全てを許せるはずなのに、許す事が出来ないのはやっぱり愛しているからなのかしら?」
というもので。「切ないよね~カロリーヌ」となぜか彼女にひどく肩入れ状態な不思議。
シャルルと幼馴染で小さい頃から一緒に育って、自然に「彼のお嫁さんになるの」と信じていた彼女の初めての挫折だったんだろうなと思うと、わかばちゃんが美しく毅然としていればいるほど切なくてね。
牢に入れられたマノンとシャルル、そしてクリストフとカロリーヌの四重唱と踊るもうひとりのシャルルのシーンがすごく好きになったです。
ラストシーンのマノンはほんとに幸せだったんだろうな。何度も読み返しただろう手紙の文句を聞いている時の表情がたまらなかった。ほんと泣けたよ……°・(ノД`)・°・

紅虎家のアヤシイ面々。すーちゃんがモテモテなのはもはや月組のお約束でしょうかね。
としくん演じるソンさんにどう見ても叶わないのにいきがって自滅するマノン兄クオンは同情の余地のないダメ男。
人の良いマジメ青年が似合うたまちゃんもまあ頑張ったよね。
革命チームのあーさとか、うみちゃん演じるホマの複雑な心境とか各々見せ場もあったりで。
あとはクリストフの熱すぎる友情とか、まゆぽん演じる不良海軍士官とかの諸々萌え語りはまた別の記事で(笑)

景子先生らしく美しさを一に考えた舞台だなと思った一度目より、シャルルの想いにすとんと入っていく事が出来て「もうバカだな~、もっとまっとうに生きられる人なのに」と思った感想から「この先この人どうやって生きていくんだろう」という心配に変わってしまった2度目の観劇でした。

「GOLDEN JAZZ」は楽しかった~。
通路側に近い席だったので、ちょっと頑張って踊ってみたよ。タンバリンももちろん叩いたけど。
みやちゃん、ゆうきくん、ゆりちゃん、すーちゃんのお顔がばっちりで最後にあの大きな目でみやちゃんがにっこりしながら駆けて行ったのにきゅんとしちゃったです。
本舞台にご贔屓いたのに全く観なかったという……客席降りは罪作りですな~てへへ。
中詰め、紫一色の「Sing Sing Sing」盛り上がったな~。
ちゃぴ中心のアフリカすごかった。
まさおくんの歌声に包まれるようだったゴスペル。ショーの話もまた別の記事にしようと思います。
とりあえず今日はこの辺で。

テーマ : スミレ話@宝塚歌劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

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